●ひこね第九オーケストラ練習の記録

11月17日 松尾先生 ラヴァルス

(松尾先生からの前回のメッセージダイジェスト)

ウインナーワルツらしく、イチ・ニ・サンでない。イチニィー・サンである。

同じ重さでラタ・タン・タン・タンでない。ラカタン・タン・タンと言う感じで。

この曲は難しいけどアマチュアでもうまく弾いているところもある。

皆さんはまだ、ワルツの感性、感覚をあまり勉強していない。ちっとも上手くなっていない。

(88)のタータテェータは、日本の一拍子。2小節目のようにアクセントがあるところは、重さがある。

西洋の音楽は、アクセントのあるところに重みがある。

ターンタ・ティーン・タとアクセントのあるティーンのところに重さが必要。

どこに重さがあって、どこが軽いのか考えながら弾いて、そんなに難しいことでないので、理解して!

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(1)の2小節目の3拍目のファゴットのスタッカートは短め、クレッシェンド大きすぎない。

(7)からの弦楽器の弦楽器のクレッシェンドはppからmpまで、大きすぎる。

(5)ビオラのメロディ、2拍目は長い目、3拍目のアフタクトは丁寧に。あまり音程が狂うようだったら、ポルタメント少ない目に。

 チェロは、(6)の1小節前かなり大きい目に。

(8)の5小節目のバスクラリネット、スラーをちゃんとつけて吹いてください。

(8)の3,4小節目のホルンはディミネンドをちゃんとする。

(9)の5小節前のバスクラリネット、ガイドを当てにしているようではだめ、ちゃんと吹かないと全体が崩れる。

(12)の2小節目のフルートのメロディ、タララーパでなくって、タラーン・パと長くなりすぎない。そういう風に吹くとワルツでなくなる。

(13)の前のフルート、タタタ・タ・タと吹くとすごく野暮ったく聞こえます。

ラカパンパ・パンとワルツらしく吹いてください。

(13)の2小節目付点4分音符、2つ目を長い目、たっぷりめに。

(18)の1小節前のヴィオラの1拍目と2拍目は、分ける。

(17)の2小節目の2分音符は、もっと軽めにしないと、みんなそこで止まってしまう。ワルツが流れていない。

(17)から打楽器はウインナワルツふうにしてください。

(18)の前のヴィオラ、オーボエにメロディを渡すように。

(18)からウインナーワルツは、イチ・ニ・サンでない。イチニィーサンである。何度も基本的なことを言わさないで。1拍目から2拍目にはすぐに入って、3拍目の入るタイミングはよくあわせて。前回からちっともうまくなっていない。忘れちゃっている。

(18)トライアングル、指揮棒が降りてないうちにぜったに鳴らさないで。基本的なこと。

(24)(26)の前、あまり遅くしたくないので、アフタクトあまり大きくなりすぎない。

(22)の2小節目1stVn2拍目、3拍目はボーイングはアップ、アップでラァタァティーラと弾いた方が感じが出る。

(26)アクセントはほしいが、踏みしめない。4小節目に向かって一気にいく感じ。

(30)の2小節前ののリズム。同じ重さでラタ・タン・タン・タンでない。ラカタン・タン・タンと言う感じで。やってほしい。

(27)ホルン、トランペットはあまり大きくなくていい、木管に譲った方がいい。

(29)4小節前など、シンバルは大きくということでなく もっと音を出してもいい。響きが残るように。

(30)の2小節前はタンブリンはもっと大きい方がいい。

(28)の2小節前、テヌートだからアタックはもっと減らしましょう。

(29)の弦のグリッサンドはアップの最後の所を決める!4,6小節目の2分音符で流れを止めない。2分音符、4分音符は、リーィタと押さえつけるのでなくて、リィーン・タと軽く流れを感じて。

(34)1小節目のオーボエはゆっくりからはじめて次につながるように。

(36)の1小節まえの2拍目の4分音符は短く。

(34)からクラリネットのメロディのアーティキレーションはもう少し切りましょうか。

(38)の1小節前の3連音符は、それまでと分けて、つながりでなく別に弾く。

(37)の1小節前金管、ファゴットなど4分音符が3つの皆さんはクレッシェンド、大きい目に。

(36)からティンパニのfとffの差はは、あまり上げすぎない方がいい。

(36)の2小節目、トランペット、ホルンは、fpは瞬間的に抜いて消してしまった方がいい。

(37)の1小節前、飛び込まない、みんなで合わせて、ppからクレッシェンドする。

(36)の4小節目の4分音符はもっと短めに、軽快に行きましょう。

(41)の1小節前のファゴットの動きはもっとあった方がいい。

(41)の1小節前のクラリネットはあわてて入らない。ファゴットの動きを聴いてから。

(41)の前の譜めくりは、具合が悪いので、切り張りして、譜めくりの音が目立たないように工夫してください。

(40)の2小節前のヴァイオリンは、もう少し柔らかい音にしましょう。大きさでなく柔らかい意図。

(39)のハーモニックスは、かなり強い目に弾かないと、きこえない。

(41)からチェロのメロディ、1回、1回切れすぎない。メロディがつながるように。3小節目のスタッカートのような印は、もう少し鋭く短い目に、その瞬間弓を放す。

音程もさらってください。

(43)の4小節前のチェロの3拍目の4分音符は丁寧に。

(45)の3小節目、シンバルが入るところもう少し、待ったほうがいい。

(46)から2小節はかなりゆっくり目、3小節目から動き、5小節目にはいるところもまって、またゆっくり2小節。

(48)の始まりの音。チェロはもう少し指板よりで、小さい音から。

(50)の前、もっとアッチェルランドしましょう。

(50)の前の弦楽器の動き、スラーのあとをもっと短くしないと、重くなってしまう。

(54)の3小節前のバスクラリネットのトリルのクレッシェンド多めに。

(52)の3小節目、フルート、ピッコロ、オーボエの動きは、8分音符のメゾスタッカートは軽い目に、重くなっている。

(50)の4小節前のホルン、クレッシェンド最初はあまり大きくなくていい。

(50)の4小節目からのヴァイオリンは、最初はあんまり大きくないので弓は使いすぎない。2小節前になってしっかり使う。

(63)シンバルは、もっと響きがでるように上げられる?

(56)のバスクラリネットの動き、遅くならない。

(57)からのピッチカート、2小節おきにsfがついているので、はっきり出るように。

(60)からのヴァイオリンのピッチカートは、ppなので、あんまりがんばらない。タイミングをそろえる。

(58)2ndヴァイオリンとヴィオラの刻みは、もっと指板でもう少し柔らかい方がいい。

(61)の4小節目の大太鼓はかなり大きめにタイミング良く欲しい。

(63)の2小節目からバスクラ、コールアングレ、ファゴットのクレッシェンドもっとしっかりかなり多い目にやりましょう。

(62)の木管の装飾音は、かなり大きい目に前に出して聞こえるように。

(63)のリズムはヤーァタタ、じゃなくてヤァーンタタで、リズムを出して。

(61)の1小節前、チェロバスは、ひとかたまりに聞こえるように。飛ばし気味に。

(63)の2〜1小節前のティーラッタの3拍めはかなりしっかり弾かないと次にいけない。

(62)の2小節目、ヴァイオリンのアクセントのついた2分音符は、乱暴にならず、丁寧なアクセントに。きたない感じがする。

(63)のヴィオラ、チェロの8分音符の動きは、弓は小さめから、fと見て大きく弾きすぎ。クレッシェンドが出るように。

(66)の4小節前から2小節前の4分音符の動きは、前に行かないと重くなる。

(72)のヴァイオリン、ビオラで、タイが出てくる動きが重くなるので前向きに。前に行っています。

(72)の2小節目からのファゴットの動き。下の音かなり強烈なアクセントが必要。

(69)の2小節目、フルートはクラリネットと違ってスラーがついていないので、そのように吹いてください。

(73)の木管の16分音符の動きは、アクセントのついた頭だけで、全部大きくなくくていい。

(70)の2小節目のヴィオラの動きかなり聞こえた方がいい。半分の人は、ピッチを早く切り上げてしっかりarcoが弾けるように準備してしっかり弾いてください。できるだけ芯があるように。もやもやしない。

(80)の4小節前のヴァイオリン、弓はあんまり弓を使いすぎて戻しすぎない。ちょっとアップにしたら。重さは2分音符にあった方がいい。

(78)の4小節目のヴィオラのメロディ、3拍目のアクセントをしっかりつける。

(82)あたりからどんどん前に行かなくてはいけない。

(82)の5小節目からヴィオラの付点2分音符は、ターターと続けて弾かない。タァーン・タァーンと間をあけて弾く。

(84)からはもっと前に向かってどんどん行く。

(85)から弦楽器は、3小節目の途中でアップにしてねらいを定めて4小節目の頭の音をブンと弾く。

(88)この曲は難しいけどアマチュアでもうまく弾いているところもある。皆さんはまだ、ワルツの感性、感覚をあまり勉強していない。2小節目のようにアクセントがあるところは、重さがある。タータテェータは、日本の一拍子。西洋の音楽は、アクセントのあるところに重みがある。ターンタ・ティーン・タとアクセントのあるティーンのところに重さが必要。どこに重さがあって、どこが軽いのか考えながら弾いて、そんなに難しいことでないので、理解して。

最後の音は、弓を上げるところ、おろすところでない。

(90)の前の弦楽器、弓はコンパクトに流れにあわせて、もたもたしない。

(97)の2小節前いったんゆっくりになるが(97)になったらしっかりテンポを戻す。

(98)7,8小節めの4分音符は、重くなる。どんどん流れるように。

一番最後の4連音符は、あまり軽くならない、重く全部の音しっかり弾く。

(98)弦楽器のクレッシェンドもするが、ディミネンドもちゃんとすること。 


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