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■横島先生の
オーケストラ
指導

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12月11日


 

 

11月20日 ベートーヴェン 交響曲第9番 第1楽章

ホルンは冒頭の音、小さくなくていいので柔らかい音で。

16の終わり17のアフタクト、50の終わり51のアフタクトは管楽器は、音を保つ。管楽器には休みが書いていない。休符にならないように。ノンブレスのような感じ、なだれ込むようにつなげて吹いて欲しい。ロマンチックに熱くやりたい。

19の2拍目後半の16分音符は急がない。いっしょに一つ一つの音をしっかり。

Bの前は全身のエネルギーを持ってBへ突っ込んで欲しい。

73は明るくなっていくような音色に変える。黒い厚い雲が少し薄くなって光が差してくるように。

74の2拍目後半の木管の16分音符急いで聞こえないように歌う。

木管はいっしょに合わせる部分は木管の頭の上のあたりで音楽を丸めるまとめるブレンドさせる暖める。合ったらとばしてもいい。音を自分一人で前にとばそうと思わない。

木管の80の2拍目の8分音符は、弦の16分音符に続くように歌う。単に拍を数えて吹かない。

101へいくフォルテへいくエネルギーを欲しがらなくてはいけない。地面が揺れるように演奏しなくてはいけない。

84のクレッシェンドの動きは、お茶漬けでなくステーキ(肉)のように単純に遠慮せずにもっとやらなくてはいけない。大げさに出そうとしなくてはいけない。歌うところもっとやる。全体に一人一人が表現の幅を広げるように心がける。たっぷりやる。

皆さんが、ガーと前に行けば、カデンツアが必然的に待てる、方向性も持てる。みんながやらなければ、なかなか動かないし、動かすのは大変。演奏もつまらなくなる。それがオーケストラの難しくて、おもしろいところ。

今までいろんな先生に教えてもらった皆さんそれぞれの第九を大げさに出してください。

116からのOb、Fg、Flの8分音符の動き、曲の雰囲気を感じてもう少し丁寧に雰囲気をください。

Eの1小節前そこだけ大きくしてもダメ。そこまでに自由を勝ち取ろうともっと集めてそこに向かって行くエネルギーが必要。ブレーキをかける。

120からの1Vn、Fgと2Vn、Clが交互に出てくるメロディ。お互いに兄弟のように感じ合って演奏してください。

Flは、前にとばすように吹かずに、木管の上に最後にうまくおしゃれにのせる。

木管141の3拍目の16分音符の動きはオケの4拍目が出やすいように意識して音楽的に吹く。

ティンパニは感じてうまくたたけば、ハーモニーが聞こえてくる。

管楽器Eに2小節目のフォルテはスフォルツアンドと読んでください。4小節目から前に行くように、エネルギー持っていく。5小節目頂点。158までちゃんと前に行く。

音は下に行くのでなく。前に行くこと。ちゃんと前に行くと158の前に粘って決めらる。

ドイツの音楽は前に行くところはちゃんと行って、決めるところは決める。

FからClとFgの1拍目の16分音符の動きは、オーボエが歌いやすいように動きは重くならない。歌い込むめるように。この部分は勝負。

Fから2小節目までは、テンポを前向き持っていって、3小節目くらいから考えながら仕掛けにかかり、必然的にFの4小節目でリットがかかるように。この4小節で1つのフレーズ。194フルートの動きは、前の木管の動きを敏感に察知して乗る。196、197はアテンポでなくそのリットの雰囲気をのこし、アテンポは198から。

210も同様に。

216、217のクレッッセンドは、ぐー、ぐーとクレッシェンド。

218の2ndVnの16分音符の動きは、他のパートにテンポを示すことができるようにしっかり弾く。

217からの1stVnののびた音は、パンチしたあとにもう一ひねり一回グイと押し込めるように弾く。

Hからのティンパニは3つの音。大きい音でなくリズム。3つ目の音は大きくならない納めるように。

Iからのピアノはもう少しだけ、楽器をならしても大丈夫。管楽器は弦楽器の16分音符動きを感じながら色を付けるだけ。Iから258のカデンツアまで先を見た音楽づくり。

Iから最初は前に行かないと258のカデンツアが決められない。

Iの前の急なディミネンドは、表現することは難しい。ため息のようにディミネンド。

全力で走って急にブレーキをかけてもまだ動いている感覚の音。

1stVn260から261のメロディがつながるように。同様に2ndVn262から263つながるように。

273はスターカットがついているが、274はスタートがついてないので、そのように区別して弾く。終わりのように

287からもどろうとする。滝の前に少しおそくなる部分。

295からここからふくらむんだと思う。フォルテシモが急にこない。相当自然なジェットコースターになるように。

275のFg急にメロディは立ち直らない(早くならない)ゆっくりなったら、そこから自然にテンポを戻す。

Kの前どれだけためられるか、待てるか、どれだけ巨大にできるか、エネルギーをためることができるか。この部分は圧力をかけるためにユニゾンになっている。

1stVn363の入るところのメロディの不用意に入らない。ちょっと感じてから入る。

363の16分音符はゆっくりから始める。

ホルン、木管371、375のメロディはもっと暗く静かに吹く。

418のトリルは悲しみのトリル。

419は地獄のファンファーレ。「おまえはもう終わっている」という感じ。

423からのリズム、前に行くが転ばない。

Oからの1stVn、Fgのメロディの問いかけに432からフルートが返事するように。

またの問いかけに436からClが返事するように。返事するときにもとのメロディの雰囲気を受け継ぎ会話になるように。4小節で一つのフレーズになるように。

478から弦楽器は弾まない。太陽が照っていたところに雲が急に来て暗いかんじ。いやなことを思い出して落ち込む感じ。

463のリズム。管楽器リズム軽くならない。深く。

Rの前ディミネンドは、次に向けての緊張感のあるディミネンド。気を抜かない。

505の入りは完全に放して、改めてそっと丁寧に入る。

505からイメージとして8小節でだんだん遅くする。飛行機がゆっくり着地するように。

悲しく聞こえるのは511からだけでよい。そこで涙をさそう。

514からホルン、オーボエ4小節で1フレーズ。

木管522のトリルがメロディで泣くところ。

Sから4小節ごとのフレーズを考えて刻みを弾く。刻みはレガート

539のアフタクトは、弦楽器も管楽器といっしょに弾きなおす。

第3楽章

ベートーヴェンが第九を書いたバーデンというところのベートーヴェンハウス。何もないところ、保養所、温泉がある町。のんびりとした町。3楽章は気持ちが落ち着いた、おだやかな雰囲気。

3〜42までが1グループ。43〜82までが1グループ。83〜98までが1グループ、99〜120まで1グループ、Bから最後まで1グループ。

1グループをみんなで一緒に音楽する。全部共通している。グループの音楽を理解する。

冒頭2小節は助奏。思い出のように吹く。もたつかない。ハーモニーを感じる。同じハーモニーと感じると広がらない。喜びを感じる。おれは幸せ。

2小節目のクレッシェンドちゃんとしてディクレッシェンドするとそのあとに弦残っているように。

3,4のメロディは味わう。5、6は動く。6〜7は弦のメロディは木管につながることを考える。

ディミネンドが早いとつながらない。5〜6の2小節でクレッシェンドする感じ。

12から1stVnはゆっくりドルチェ。

13から19までが1フレーズ。木管19の3拍目でいったん終わり。4拍目から新しく次の音楽。25からのVnのメロディ3拍目の16分音符の動きのエネルギーで26を弾く。27から28へはためて移る。モレンドでいったん消える。33からはピッチカートがあり、1回目のフレーズと違って前にいく。36のディミネンドもちゃんと歌って、次につなげて広げる。

43からはゆっくり歌う。